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六月終わりの太虹

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休日。
午後3時まで雑用をする。
どうも釣りの虫がうごめいてきて出動。
4時から川に立つ。
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オホーツク海高気圧が居座って、蝦夷梅雨の様相のここ数日。気温は低め、厚い雲に覆われている。
意外にも川の周辺には虫っ気があり、ライズも少々。
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モンカゲが飛んでいたのでフライを合わせると、ちびちゃんたちが釣れてくる。
しかし、ライズは続かない。
いいスポットに流してみるけど反応なし。

しばらく川面を眺めて待つ。どうも良型は上ずってないような…それに、待つのは苦手!
ドライ用の細いティペットを切って、ニンフィングシステムに変える。
ショットを少しずつ重たくして、激流のボトムを流れるように調整する。
瀬落ちの荒い流れと緩流帯の境目を流していた時、突然のストライク。

直後に激流に乗って下流へと疾走、息つく間もなく大ジャンプ。こりゃでかい!!
あっという間に手元のラインを引き出されて、さらに広い淵へと走ってゆく。そして再びハイジャンプ。
近くには障害物がない。どうぞ走りなさい。しかし、自分も下流に下れない地形。
この強い流れの中、上流に向かって寄せるしかない。ティペット2号にしといてよかった…
ドキドキしながらも強引に、かつ口切れとフックアウトには気を付けて…
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この太さだもの、走るわけだ。
日曜日の日暮れ時。虹の彩を加えることができて満足な6月の終わり。

by akisiko | 2019-06-30 21:59 | | Comments(4)

猛暑日の水遊び

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季節外れの猛暑がニュースになる北海道。
朝だけ遊びに行こうと、早朝に出発。
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クルマのリアゲートに腰かけてコーヒーをすすりつつ、ゆっくり準備。
使い古したリーダーを変えて、ドライ用にティペットをつなぐ。
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大量のカディスが遡上飛行するなか、ポイントと釣り方がいまいち噛み合わずにいた。
大場所をニンフで叩き終え、残るは瀬頭の流れ込みだけとなった。
攻め方を一転してセミドライに結び変えてみる。
流心の脇をゆっくりとドリフトする毛鉤に、モコッと出てきた青鼠色の頭。
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やっぱり釣りは一期一会だ。
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陽射しはすぐに強くなり、気温もグングン上がる。
帰りにちょっと支流へ寄り道。
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フッキングしてからしばらくはこちらの言うことを聴いてくれたけれど、そのうちに下流に向かって走り始めた。
狭いけれど水量のある流れに乗ってくだりまくられて、汗だくになりながら追いかけてやっと手中に収めたのは陽光に輝く雄。
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新緑がまぶしくて、いい季節になりました。

by akisiko | 2019-05-28 07:00 | | Comments(0)

秋のビッグドライ

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一雨ごとに気温が下がっていく。一日に1分ほどの割合で日没が早くなる。
秋の気配が次第に濃厚になる9月。

夜の間、静かに降っていた雨がやんだ日曜日。午前中にDIYのあれこれをやっていたら天気が回復して気温も上がってきた。
川面にライズする風景が脳裏に浮かぶ。
そうなったらどうも作業が手に着かなくなる。急いで雑事を片付けて川に行くことにした。
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入渓地点の橋から川を覗くと、早い流れの中に泳ぐ魚影を発見。ちょっといいサイズかも。
早速川に降りてビッグドライを結び、一投目で出たのは丸々太った45cm。

川はすこし濁りが入って若干の増水。気温が高くて風はない。ウエーダー越しに感じる水温は、夏に比べればずいぶん下がっているだろう。
魚は早い流れに入って水面を見ている。
これは…当たりコンディションの日だろうか。
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少し歩いて目的のポイント。
デカいのが高活性時に定位するであろうピンポイントを真っ先に狙うこと3投目。上流からフライを追いかけてきてグォボンッ!
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なんと、こんなごっついサイズが潜んでいたとは。
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結んでいたのは使い古しのマシュマロシケーダ。そしてこのフライが今日は再び活躍することに。
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秋の陽はつるべ落とし。川を変えポイントをランガンしていたら、もう陽が傾いている。
初めて入ったポイントは、いかにもな雰囲気をもつ大場所。
深みへと流れる流れ込みの頭。大物が付くのはここだろってところにマシュマロシケーダを叩きこむ。逆光でほとんど見えないドライフライが流れから消えたように見えた。それからは…。

世は3連休で、多くの釣り人が川へ来ているようだった。
今日訪れたポイントでも人に会ったし、足跡も多数。ずいぶんと叩かれていることは間違いない。
それでも、およそ3時間の釣りで50up×2と出会えたのは幸運としか言いようがない。
心地よい秋の釣り。たまにはこんなこともある。

by akisiko | 2018-09-23 19:00 | | Comments(2)

母川礼賛

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私にとってのフライフィッシングの「母なる川」へ。
Wisertimeさんと共に、年に一度のお参り釣行。
10月としては季節外れの暖かな陽射しの中、風景を愛でながら川を歩く。
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季節、天候、潮回り、川の水量、もろもろの条件がうまくかみ合っていたのだろうか。
鱒たちの活性はかなり高い状態にあったに違いない。
川通しに巡るポイントごとに鱒たちの気配があり、駆け引きがあった。そのうちのいくつかは大鱒とのドラマとなって私たちの心に強く残った。

そうした出会いは自然相手の遊びである釣りが持つ偶然性からなる一期一会でもあるし、この川が鱒を育む懐の深さゆえであるともいえる。
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鱒たちからのサインを読みとって行動を予測することができたのは、いままで私たちがフライフィッシングから得て蓄積してきた経験があってこそのことだろう。
水面や水中にアプローチする釣法の幅も広がって、かつては気づかなかった、あるいは釣れなかったであろう魚にも手が届くようになったのを実感した。
もちろん技術の未熟さゆえに逃した魚にがっくりと肩を落としたし、それと同時に、新しい発見や驚きにもそこかしこで出会った。
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やっぱりこの川は私にとって特別だ。来てよかった。
濃密な釣行であった。
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ヒグマにかじられたと思しきカラフトマスの死骸。
自然もやはり濃密で、この環境に身を置くだけで心地よい。


by akisiko | 2017-10-08 20:00 | | Comments(2)

雨後のニンフィング

朝に前線が北海道を通過して冷たい雨が降った。
雨があがるのを待ってからどこへ行こうか迷いながら出発。

「前線通過後は秋の冷たい空気をもたらす」との予報なのでライズゲームは期待できず、ニンフィングで攻めることに。
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一本目の河川は初めて釣る川。
まあ、なんとたくさんのチビさんがいること!
時にこんな場面も。
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しかし釣れども釣れども良型が出てこないので、川を変えて一発大物狙いへシフト。
ロッドを1番手あげて、システムも組みなおして。
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若干の濁りがある早い流れにショット付きのシステムを打ち込むと、いきなり答えてくれたビューティー&ハイパーパワー。
いったんは岩に巻かれて万事休す。ティペット2.5号に変えておいてよかったー。
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日が暮れて、気が付けば重い雲は去り夕焼けが川に映っていた。
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イタドリの葉も枯れ始めている。

by akisiko | 2017-09-28 20:36 | | Comments(2)

三月の真珠


明日から北海道を離れるので、春の釣りは一時中断。
その前にひと勝負しに川へ。
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すっかり強くなった陽ざしと日に日に溶けてゆく雪。
何か月かぶりに顔をのぞかせた土は水を含んでゆるみ、そのにおいが風にのっている、
そこにはもう真冬のような厳しい景色はない。

そして川の水はうっすらと雪代が混じって青白く濁っていた。
この水色は…チャンスかも!
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その読みは珍しく的中。
ニンフをボトムまで送り届けて、竿先でその流れを追いかける。ラインが一瞬止まる。反射的に竿を立てる。グンッと重い生命反応。それからは…
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そして出会ったSuper Fatty Rainbow。超危ういところでネットインして安堵。
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なぜこんなに美しくなれるのか。自然の造形はいつでも人智を越えている。

by akisiko | 2017-03-17 22:59 | | Comments(0)

前進と後退

先週の暖かさが去ってしまい、また日中でも氷点下の真冬日となってしまった。
こうやって季節は前進と後退を繰り返しながら、だんだんと春に近づいてゆく。

冬へと一歩後退した今日は私の釣り欲も後退。
大物狙いに行く気にならず、近場の手堅い釣り場でちょこっと遊ぶことに。
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ところがこの日は川が上向いているようで、立て続けに45cmクラスが2本。
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そして50オーバーがニンフを銜えた。
少し濁りが入っていて鱒の警戒心が薄れて距離を詰めることができる。そして天気が下り坂なのも活性をあげている要因なのか。
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川の中の季節は着実に前進している模様。

by akisiko | 2017-02-20 20:27 | | Comments(2)

心の川へ

車止めから踏み跡をたどり河畔林を降りてゆく。
その川が柳の木立の間に見えたとき、懐かしさとうれしさと期待とが入り混じって何とも言えない気持ちになった。
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WiserTimeさんと予定を合わせて、秋の遠征を組むことにした。
行き先は思い出がたくさん詰まったあの川。実に4年ぶりの再訪。一泊二日の大人の遠足。

期待はあるけど最近の情報はなく、川の状況も攻略法もわからない。
二人ともヘビーニンフとインジケーターのシステムを組み、手探り状態で釣り始める。
そして入渓点近くのポイントで、WiserTimeさんの竿が曲がった。
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なんと、いきなりのゴーマル越え。しかもよく肥えてコンディション抜群。
秋の釣りは苦戦するかと思ったのに、あっけなく期待に応えてくれたこの川。
あぁ、来てよかったなあ、と心から思える。

WiserTimeさんが得意とするヘビーニンフィングは効果を発揮し、氏はそのあとも40クラスを連続して釣る。
なんだ、いったいどうなってるんだ?こんなに釣れていいの?
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一方、私にはなかなか魚からのコンタクトがない。ルースニングのコツをいろいろと教えてもらいながら釣る。
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心配していた天気は、ふたを開ければ釣り日和。曇天の空だけれど、穏やかで静かな秋の一日。
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巨大なプールを観察していると、淵尻に定位する一尾の鱒。時折動いて何かを捕食している様子。
これはチャンス。
回り込んで下流から近づき、見当をつけておいた魚の居場所の上流に小さ目のニンフを打ち込む。魚を驚かせない様にインジケーターは外しておいた。
ニンフが定位場所を通り過ぎるころ、ロッドを立ててみる。竿に重みを感じ、水中にはギラギラと銀色が身をくねらせる。
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手元に納まったのは40cmクラス。思わず顔がほころんだ。
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正午を過ぎるころ、風もなく少しだけ気温が上がった河原に、小さなメイフライが飛び始めた。
そしてそれに呼応するかのように、プールの水面にはライズリングが現れ始める。

ライズをよく見る。ここに一尾、あっちにもう一尾。反転流のバブルラインには何尾かいる。
ニンフのシステムに細めのティペットを継ぎ足して、その先には数日前に仕込んでおいたCDCウイングのソフトハックルを結ぶ。
ライズを待つ。ライズが起きたらその上流に静かに投げる。流す。水面は沈黙。
それをいくつか繰り返してようやくフライを喰った、と思ったらすっぽ抜け。
あまりに緊張して合わせが早すぎる。おまけにそんなことを2度も繰り返して、プールのライズはやんでしまった。

秋の夕刻が足早に近づきはじめる。
ポイント移動して、またもや大きなプールに安定したライズ。上から観察すると、その主は40クラスのように見える。
一日の締めくくりに狙うにはいいサイズかも。
メインの流れが大きな淵の中央でほどける辺りで、右に左に動きながらライズする鱒。
ライズを待ちながらそれを狙う。そして。
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ライズの主は46cm。この一尾でこの日の釣りを切り上げることにする。
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二日目の朝。
前夜に飲みすぎたバーボンで少々思い頭を抱えつつも、日の出とともに朝食を平らげ、川へと向かう二人。
Beyond the Rainbow!
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この日は荒れ模様の天気予報。強風が吹いてときおり雨がバラバラと落ちる。
釣り始めて間もなく私が良型をバラして以降、魚の反応が途絶えた。
いくつかの大きなポイントをまわるけれど、インジケーターは水面を流れるばかりだ。

強風が止んだと思ったら、重い雲が空を覆い始めて雨が本降りになってきた。
今回の釣り旅も、あっという間に終盤に入ったようだ。
もう一本、良いのを釣りたいよね。ふたりでそんなことを言いながら、この釣り旅を締めくくる一尾を探してニンフを投げ続けた。

4年前とはだいぶ変わってしまって浅くなった淵の岩盤際に、ちょうどいい深さと流れのポイントがあった。
流す距離を刻みながらニンフを打ってゆく。
7投、8投、9投…そしてインジケーターがクッと水中に沈んだ。
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夢中になって捕えたその虹鱒は、まさにこの川の精だ。
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濃密な森の、深い谷にあるその川は、圧倒されるほどに力強く流れていた。
これほどまでに深く、荒々しく、豊かであったなんて。この地を離れたからこそ再発見できたのだと思う。

そして川は、今こうしている間にも変わらずに流れているんだ。
心の中にある川の風景を、宝物のように大事にしたい。

by akisiko | 2016-10-09 18:15 | | Comments(6)

蝉時雨と午後の光

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雲一つなく晴れた空、すがすがしい初夏の風、残雪の山脈。
今年もまたこの季節がやってきた。
期待を胸に、川へと向かう。
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いよいよ君の出番だ。
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5月下旬の森は、みずみずしい新緑に包まれて、すべてが輝いてみえる。
そしてあたりを包むのはセミの鳴き声。

午前中は投げども投げども全く反応のなかった渓。
魚はいったいどこにいるの?っていうくらい、なしのつぶて。

しかし正午近くになって、魚が上を向く条件が整ったのだろうか。
打って変わって水面上のセミフライに飛び出し始める鱒たち。
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青い淵の中から、急に黒い影が浮き上がってきてフライを銜えて反転する。

空振りも多かった。
まだ水面の餌を捕食するのにためらいがあるのか、フライに疑惑を感じているのか。

そして、ずしっとした重みも手に感じることもできた。
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by akisiko | 2016-05-29 20:35 | | Comments(0)

秋雨とルースニング

4週間ぶりの釣行。
WiserTimeさんと以前から計画していた遠征に出かけた。

気圧が低い状態が続いていて、山間には冷たい雨が降っていた。
しかしながら、川は平水からほんの少し水が上がったくらいで、「これはいいんじゃないですか」と2人で話し合う。

WiserTimeさんのアドバイスに従って、大きめインジケーターと重いニンフのルースニングシステムを組む。
ルースニングでニジを狙うのはひさしぶりで、キャスティングに慣れるまで少し手間どってしまった。
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今日は私がゲスト。魚の付き場を細かく教えてもらって、いいポイントを優先的に入らせてもらった結果、インジケーターに反応が。
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ネットに入ったのは驚くほどの体高を持って秋色に染まったオス。
ぼってりと膨らんだ腹の中にいったい何が入っているのか…気になるところです。

by akisiko | 2015-09-20 22:10 | | Comments(4)