12年ぶりの再会
2017年 03月 20日
鳥海山の秋田県側の麓にある矢島という町。そこに大学時代の友人のご実家があり、12年まえに日本各地を放浪していたころあてもなく訪れたご両親に大変お世話になったのでした。
お二人は教員を退職した後、障がい者支援センターを運営されていています。朝食はハタハタの田楽 翌朝、一宿一飯のお礼としてはささやかだけれど、お母さんの菜園仕事をお手伝い。家の中には春を待つ野菜と花の苗がたくさん。
「また突然遊びに来いよ」って送り出していただきました。 短い時間にたくさんの人生のアドバイスをもらいました。そして暖かい気持ちに感謝です。
そのころ、このブログは「日本田舎巡礼記」というタイトルで更新していて、当時の記事も最初期のほうに残っています。
今回、そのご両親の家にまたふらりと訪れてみました。
アポイント無しの無礼な訪問だったにもかかわらず、お二人は私たちを歓迎してくれたのでした。
12年前と全く変わらないお姿で山菜を取るお父さん
積もる話もとりあえず、今日は泊まっていきなさいというありがたいお言葉を頂き、そして大いにそれに甘えてごちそうまでいただいたのでした。
地域と社会のことを深く考えて毎日パワフルに活動されているようでした。
今、人間は様々な深刻な問題を抱えていて未来は明るくないかもしれない。たとえそうだとしても目の前のことに誠実に向き合って生きていかなくちゃだめだ。
ということをお父さんはおっしゃっていました。まさにThink Global, Act Localを実践しているのです。
まだ雪が残っているけど、路地に定植しても平気なんだそうだ。やっぱり北海道に比べて暖かいんだな。
by akisiko
| 2017-03-20 19:30
| 秋田・山形〈2017〉