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未見の止水を巡る

登山のために南へ足を延ばしたついでに、もちろん釣りもしてくる。
実を言えばどちらが「ついで」なのかわからないけれど。
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幸いなことに十勝には行くべきフィールドがたくさんあって、体も時間も足りないほど。


初めて見る水域。事前調査は無し。情報もほとんど知らない。

「きれいなところだな!」ってまずは驚いて、それから「魚はどこにいるのか」と地図を見ながら適当に区間の目星をつけ、それから車でアクセスできる最短の入渓ポイントを探し、自信のないまま竿を出す。
そんな「自分で自分の釣り場を探す」楽しみに没頭するこの2カ月。
いつもどおりの行き当たりばったり。
それでも何かしらの魚の反応があるところが十勝のすごいところ。

今回は大きな河川の上流にあるダム湖を2つ廻ってみた。
どちらも深い山を背後に持つ谷のなかにある。
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一つめのダムではインレットまで歩いて行ってライズを狙う。
対岸で時々起る激しいライズ。水面をばたつく蛾などを食べている模様。
距離は私のへなちょこキャストでわずかに届かない。しかもオーバーハングの木の下。
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何度目かのトライで、まぐれで届いてまぐれで木の下に入ったキャストに一発で出た。
サイズは小さいがうれしい一尾。
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2箇所めは地図にも載っていなかったある止水。
あちらこちらへと車を走らせているうちにたどり着いた場所。
ちょうどゴムボートを準備していたお兄さんに話を聞くと、なかなか景気の良い話をしてくれるので、それでは、とフローターを浮かべることに。

ここでもキーワードはオーバーハング。
木から落ちた昆虫を演出するようにキャストすると、ゴボンとでた。
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重い突進をこらえて水面に現れたのは・・・
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52cmの太いメス。
適当に入ってもこの魚が出てしまう・・・すごい。
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by akisiko | 2012-08-16 23:15 | | Comments(0)

Nokkyとの釣行(その2)

地図を眺めて作戦会議の末、私もまだ行ったことのない音更川に行ってみることに。
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ちょうど上士幌町ではバルーンフェスティバルを行っていて、熱気球を眺めながらのフライフィッシング。
まるでよくできた広告のようだ。ここでも釣りのシチュエーションとしては最高。
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雨の後のフレッシュな流れを釣り上がる。
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ドライフライへの反応もまずまず。だが、ここもやはり小型ばかり。

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ちょっとのぞいてみよう、と立ち寄った湧水の小川。
川幅3mくらいの直線化された用水路なのだが。

竿を出してみて驚いた二人。
サイズは小さいながらもブラウントラウトが多数生息している模様。
水温は他の河川よりも数度低いようで、ウェ―ディングするとひんやりと気持ちいい。
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バイカモの影から飛び出してくるやんちゃ達。
スモールゲームだけれど、初心を思い出させてくれる楽しい釣り。

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by akisiko | 2012-08-15 22:35 | | Comments(0)

Nokkyとの釣行(その1)

仙台の釣友Nokkyがタイトなスケジュールで北海道に来てくれた。

2007年の来道以来5年ぶりに一緒に釣りに行く。
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手堅く良型が釣れる場所を考えていたのだけれど、前日の大雨で厳しい状況に・・・
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シチュエーションだけは最高。魚信は遠い。
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ちびっこサイズは結構出るけど。
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さんざん歩いたけれどいいサイズの顔を見せることはできなかった。
ゴメンネ。
ただ自然の深さ、魚影の濃さの片鱗は感じていただけただろうか?

(その2へつづく)
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by akisiko | 2012-08-14 07:15 | | Comments(0)

アメマスと魔法の川

その日幾匹目かになる魚を手にしながら、信じられない思いで川を見ていた。
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清冽な流れから、アメマスが次々と釣れてくる。しかもいいサイズがポンポンと出てくる。
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水の透明度、水量、河畔林の豊かさ、渓相、魚影の濃さ、魚のサイズ。
どれをとっても素晴らしい川だった。
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水深がある場所に隣接する、浅い日陰。そんな所にアメマスは定位していた。
鱒は明らかに水面を意識していて、陸生昆虫を模したドライフライを流すと疑いもなくそれを捕食した。
カプンと、バシュッと、ときには音もなくフライを吸い込む。
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一呼吸おいてからロッドの腰をつかって合わせると、アメマスは鋭い軌跡を描いて川を走りまわる。
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どの魚もまるまると肥えて、すさまじいパワーを見せた。
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・・・まるで魔法でも見ているかのようなすばらしい一日を過ごすことができた。
これは現実の川で、本来の自然に近い姿を見ているにすぎない。
でもこの川は・・・豊潤だ。
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いつも大活躍のビートルパターンが並ぶ今日のフライパッチ。

もうひとつ、魔法のような出来事があった。
釣りをしているすぐ近くの河原の上に、「ドタン」とアメマスが降ってきた。
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アメマスを捕まえたミサゴが、上空でカラスと喧嘩をして、私の真上でアメマスを落っことしたというわけ。
しかし、これもいかに自然が豊かなのかを示す素晴らしい魔法。
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by akisiko | 2012-07-15 21:52 | | Comments(2)

盛夏の渓で思わぬ収穫

源流で大物を!と夢見て車を走らせる休日の朝。
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地図をにらみながら
川に降りられそうなところを探し、倒木をくぐり、深い沢を降りてゆく。
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たどり着いたところは野生の只中。
だけど、そう簡単にパラダイスがあるわけもなく・・・
あちこち釣り歩いたけれど、大物の顔を見ることはなかった。
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それでもオショロコマとヤマメと子ニジが遊んでくれた。
ばっくりとビートルパターンをほおばるニジっこ!
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今日の収穫は川歩きの途中で見つけたタモキノコと・・・
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頭骨つきのエゾシカの角!
持ち帰って玄関に飾ることにしました。
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by akisiko | 2012-07-09 21:25 | | Comments(2)
家から一時間も走らないところに、オショロコマが棲む川がある。
それってすごく豊かな自然の近くに自分が住んでいる証拠。
裏山に奥深さがある安堵感。
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日曜日の朝早く、源流を目指して車を走らせていった。
今日は朝だけ釣行。
体も疲れているし、大きいニジマスを血眼になって探す釣りもしんどかった。
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森のなかを蛇行しながら流れる渓流は、濃密な緑の匂いがした。
その甘い香りは懐かしいような匂いがして、何度も深呼吸をしたくなる。
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ひさしぶりに3番ロッドを持ち出して、ドライフライのたたき上がりの釣り。
低番手のラインを木の枝の隙間を縫いながら繰り出してゆく。
不注意で引っかけてしまうことも多いのだが、
「ここは!」というポイントに落とせば、はたしてオショロコマが飛び出してきた。
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癒されるなあ。
なんと華麗な宝石をこの川は持っていることか!
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一尾釣るごとにほくそ笑んでしまうかわいい魚。

今日ここに来てよかった。

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しかし彼らの生息域も限られたもの。
この十勝管内の水系では発電ダムが目立ち、川の流れは無残に分断されている。
山間を走るアスファルト道も、無用だと思えるものが多い。
オショロコマが棲む豊かな森は、あとどのくらい残されているのか。
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by akisiko | 2012-07-01 19:22 | | Comments(2)
日曜の雨で渇水から逃れた近所の川。
月曜は濁りが取れず。
今日、火曜にはささ濁りになった。

これはチャンス到来。仕事帰りに川へ寄っていく。
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やっぱり出た!
腹部にまで朱を強く出したメス。今期初の50だった。
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太い。
フッキングの後はダバダバっと水面を暴れたのちジャンプ一発。
それからネットインするまで息が切れました・・・

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ビッグドライで釣り上がっていたけど、出が悪い。
ここぞというポイントでウェットに変えてダウンで流した。
信頼の一本、ピーターロス。
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by akisiko | 2012-06-19 21:54 | | Comments(0)

然別湖のミヤベイワナ

十勝の自然湖、然別湖にミヤベイワナを釣りに行った。

ミヤベイワナとはオショロコマの亜種で、山上に閉ざされた然別湖で独自の進化を経た。

北海道の宝石ともいえるこの魚。
天然記念物に指定されているけれども、特別解禁として釣ることができる。
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天気はあいにくの雨。
だけどここにしかいない魚は、この今でしか出会えない。

手漕ぎボートでゆっくりと湖面を渡る。
豊かすぎる自然のなかで遊ぶ贅沢さよ。

受付事務所で教えてもらったポイントは湖の中央。タナは5mくらい。
連れのNにスプーンを流してもらいながらポイントを探すと、教わった通りのポイントで来た。
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然別湖を母なる海として暮らすオショロコマ。
青い湖面から浮かびあがったその色彩はこの自然を凝縮したかのよう。
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フライでもぽつらぽつらとアタリがある。
タイプ4のシューティングヘッドで20秒以上沈めて、ゆっくりリトリーブ。
活性が高く浮いている魚のみ反応している感じで、魚はさらに下層にいるのかもしれない。
しかしキャスティングで狙うには限界があった。
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この時期ミヤベイワナが深場に沈む代わりに、大型のニジマスが岸寄りするらしい。
多くの釣り人はニジ狙いでショアラインを攻めていた。
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ニジマスも顔を見せてくれたけれど小型。独特の顔つきをしている。
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初めての湖面でのポイント探しはハンディGPSを使用。

釣行の様子はこちら。

グレートフィッシング in 然別湖 特別解禁

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by akisiko | 2012-06-17 20:48 | | Comments(2)