母川礼賛

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私にとってのフライフィッシングの「母なる川」へ。
Wisertimeさんと共に、年に一度のお参り釣行。
10月としては季節外れの暖かな陽射しの中、風景を愛でながら川を歩く。
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季節、天候、潮回り、川の水量、もろもろの条件がうまくかみ合っていたのだろうか。
鱒たちの活性はかなり高い状態にあったに違いない。
川通しに巡るポイントごとに鱒たちの気配があり、駆け引きがあった。そのうちのいくつかは大鱒とのドラマとなって私たちの心に強く残った。

そうした出会いは自然相手の遊びである釣りが持つ偶然性からなる一期一会でもあるし、この川が鱒を育む懐の深さゆえであるともいえる。
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鱒たちからのサインを読みとって行動を予測することができたのは、いままで私たちがフライフィッシングから得て蓄積してきた経験があってこそのことだろう。
水面や水中にアプローチする釣法の幅も広がって、かつては気づかなかった、あるいは釣れなかったであろう魚にも手が届くようになったのを実感した。
もちろん技術の未熟さゆえに逃した魚にがっくりと肩を落としたし、それと同時に、新しい発見や驚きにもそこかしこで出会った。
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やっぱりこの川は私にとって特別だ。来てよかった。
濃密な釣行であった。
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ヒグマにかじられたと思しきカラフトマスの死骸。
自然もやはり濃密で、この環境に身を置くだけで心地よい。


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# by akisiko | 2017-10-08 20:00 | | Comments(2)

秋のドライフライゲーム


10月初めの休日。
よく晴れて気温も上がる予報だったので、ドライの釣りがしたいな。
そして今季はまだフローターも稼働していないから、どこか浮かべるところ…
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そこでまだ行ったことのない沼へ行ってみることにした。
釣果が期待できるかどうかは別として、すくなくとも道東の自然の中にどっぷりと浸ることは出来そうだ。

朝7時に湖面に降りてみる。誰もいない。静かに晴れる秋。
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とにかくぐるっと廻ってみようとフローターを漕ぎだして、最初に目についた場所でさっそくドライに出てくれたちびちゃん。
おお、これは期待できるかも。
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ところが穏やかな天候の割には昆虫は飛ばず、ライズも少ない。
苦戦しそうなのでラインをタイプ3のシューティングヘッドに変えて水面下を探ってみることに。
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トンギョを追うボイルも見かけたのでリトリーブの釣りは効くだろう。フライはいつものBHオリーブマラブー。
引っ張るならここだろっていう地形の変化のポイントを攻めると、やっぱりグンッときた45サイズ。
この一尾でとりあえず満足。
再びフローティングラインに戻してドライで良型を狙う。
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水はクリア、水深はごく浅い。そこにたまーに見つけることができる良型のクルージング。
ライズするポイントはごく限られている。
静かに静かに観察してキャスト。

一発はすっぽ抜け、一発はラインブレイク。見に来るも見切られたり、ゴボッと出たはずなのに乗らなかったり…
なかなかシビアな釣りに時間を忘れた。
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# by akisiko | 2017-10-01 20:56 | | Comments(0)

雨後のニンフィング

朝に前線が北海道を通過して冷たい雨が降った。
雨があがるのを待ってからどこへ行こうか迷いながら出発。

「前線通過後は秋の冷たい空気をもたらす」との予報なのでライズゲームは期待できず、ニンフィングで攻めることに。
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一本目の河川は初めて釣る川。
まあ、なんとたくさんのチビさんがいること!
時にこんな場面も。
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しかし釣れども釣れども良型が出てこないので、川を変えて一発大物狙いへシフト。
ロッドを1番手あげて、システムも組みなおして。
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若干の濁りがある早い流れにショット付きのシステムを打ち込むと、いきなり答えてくれたビューティー&ハイパーパワー。
いったんは岩に巻かれて万事休す。ティペット2.5号に変えておいてよかったー。
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日が暮れて、気が付けば重い雲は去り夕焼けが川に映っていた。
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イタドリの葉も枯れ始めている。

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# by akisiko | 2017-09-28 20:36 | | Comments(2)
ウィークデイと同じく朝5時に目覚めて川へ向かう。朝だけチョイ釣りの目論見。
しかし夜のうちに降った雨で本流は濁りがきつくなっている。
そうそうにあきらめて家に戻る。

それから先日の台風で危機に見舞われた倉庫の屋根の補修。
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軒がすでに腐っているので根本的な修理は多大な予算と労力がかかりそう。
なんとか安くて簡単に済ませる方法はないかな。
垂木に補強材を当てて、トタン屋根の上からビス止めする荒療治で今回は凌ぐ。
ビスの頭には防水のためのコーキングを施す。
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トタン屋根自体もかなり錆が出ていてペンキ塗りが必要。
塗料他、必要な用具は揃えてあるのだけれど、いざ屋根に乗ってみるとかなりの勾配でビビる。
どうやったら安全作業ができるのか、もう少し思案が必要なのでまた後日に…
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さて、屋根の補修を終えた。それから菜園のニンニク植え付けスペースの準備を急いで終わらせて15時過ぎ。
夕刻のチョイ釣りに何とか間に合うか。いそいそと出かける。

秋の色合いが日に日に強くなってきた山あいの川。一時間しかないのでワンポイント勝負。
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先月訪れたポイント、果たしてどうか?
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どうやら人が入ったようで、前回はこれでもかと出てきた魚たちは影を潜め。
そうそうにニンフのシステムに変えてしつっこく流すけれども大型は不在のようであった。




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# by akisiko | 2017-09-24 19:10 | | Comments(0)

台風来たる

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台風18号が札幌付近を通過。
十勝は台風から遠かったけれど、かなりの風と雨をもたらした。

懸念していた倉庫のトタン屋根が、強風にあおられてめくれかかっている。
ウェーダーとジャケットを着こんで応急処置に出動。

今回は何とか持ちこたえたけれど、軒先は腐っていて何らかの修繕が必要…
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ラジオのニュースを聞きながらフライタイイングなどをして家にこもり、午後には雨があがった。
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# by akisiko | 2017-09-18 18:04 | | Comments(0)

緑の鏡とライズリング

不意に時間の空いたウィークディ。
明け方まで降り続いた強い雨で近くの川は釣りにならないだろう。
もうちょっと練習をしたい本流の釣りもこの状況なら厳しい。
行き先を少し悩んだ後に、あそこならライズ狙いの釣りができるかもと出かけてみる。
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訪れるのは昨年8月以来。谷は深い山々に囲まれて、壁のような森から圧倒されるような気配が漂う。
樹々の緑は成長のピークを越えて急速に老化してきているが、紅葉にはもう少し早い。
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目指す水面にはやはりライズリングがあった。
鏡のような水面に鼻先を出してライズする何尾かの鱒たち。
そうこなくちゃ。魚のサイズはどうであれこの光景を見にここに来たのだ。
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ゆっくりと流れてくる泡の塊には、極小の浮遊物が含まれているに違いない。
繰り返してライズしたかと思えば、また流れてくるバブルレーンに移動する。

出かける前に巻いてきた、アワフキムシ対応の#14カディス。一投目に見に来るもののそっぽを向き、それからは無視。
アワフキムシにはまだ時期が早いのかな。
もっともっともっと小さいものを食べているはずなのだがフライボックスにそんなものはない。
それからは手持ちのフライであれやこれやと試行錯誤。
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どうにかしてだますことができた鱒はこの水域特有の顔付きをしていた。
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カッコイイその姿をもっとかっこよく撮ろうと思ったんだけど、逃げられちゃった。
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季節はさらに秋へと進む。

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# by akisiko | 2017-09-15 19:00 | | Comments(4)