知り合いの佐々木さんに「遊びにおいで!」と誘われたので、旭川まで行ってきました。
佐々木さんにはつれあいのNが以前からお世話になっていて、私がこちらに来てからも何度か食べ物を送ってもらったのだけれど、お会いするのは初めてでした。

佐々木さん一家は山菜や登山や保存食作りに詳しいので、それら北海道のアソビを伝授してもらうがため、旭川まで3時間半のドライブ。

まずは燻製作り。
燻製は私もだいぶやったので、佐々木さん一家が仕事に出ているあいだにひとりで遊ばせてもらいました。
タコ、ホタテ、豚バラ肉、チーズ、卵をスモークにかけます。
d0051707_105157.jpg

スモーカーは刑務所で作ったものだということ。
細かいところに気を配って作られていて、とてもいい製品でした。熱源は電熱器。私はいつも炭や薪を使っていたのだけれど、それに比べると格段に楽です。
d0051707_1044627.jpg

燻煙をかけた後の状態。
d0051707_1051410.jpg

出来は上々。特に豚バラのベーコンがうまかったな。
[PR]
# by akisiko | 2006-04-16 09:54 | | Comments(0)
土曜日はワサビ採りに連れて行ってもらいました。
市街地からほんの10分ほどのところに湧水の沢があって、ワサビが群生しています。
d0051707_10232126.jpg

人に知られていないところらしく、場荒れしていなくてあっという間にたくさん取れてしまいます。
ニホンザリガニがいるのにもびっくりした!こんなに街の近くなのに・・・
d0051707_1041765.jpg

佐々木家のご子息・祐介も一生懸命採る!
d0051707_10412036.jpg

周りにはまだ雪が残っているけれど・・・
d0051707_10413396.jpg

沢は確実に春!写真はザゼンソウ。
[PR]
# by akisiko | 2006-04-15 10:17 | | Comments(0)
今日の夕飯はお寿司。といっても、出前や手巻き寿司ではありません。

佐々木家のお父さんは、なんと元寿司職人!

わがままを言って雄武産のイクラ・ホタテ・ウニなどを握ってもらいました。
d0051707_10474919.jpg

ものすごい速さで握っていくお父さん。職人の技に、食べる前から感動の嵐!!
d0051707_10485586.jpg

あっという間に10人前ほどが完成。これを5人で食べる贅沢よ・・・
ワサビはもちろん採ってきた野生ものです。
d0051707_10491433.jpg

燻製ベーコンも握ってもらいました。これまた絶品!
[PR]
# by akisiko | 2006-04-14 10:44 | | Comments(0)

近所の野生動物

本州から北海道に来た人が道沿いにキツネを見ると、大変驚いて写真などを撮るものだが、しばらくすれば物珍しさも色褪せてキツネなんぞは居てあたりまえ、という風になってくるものだという。
かくいう私も物珍し組の一人なのだ。
d0051707_2132549.jpg

庭に遊びに来たキツネ。尻尾に傷があって、ひねた顔をしている。
d0051707_21325651.jpg

鹿もまた、山に行けばうじゃうじゃいるという感じなのだが、ついつい足を止めて見てしまう。そうすると向こうもこちらを観察して、お互い目を合わせて動かない。
d0051707_2137625.jpg

d0051707_2149059.jpg

オオワシに関しては、こんなに至近距離で見られることはめったにないのでうれしい。体長1m、翼開長2mを超える、王者の風格を持つ猛禽類。
[PR]
# by akisiko | 2006-04-09 21:52 | | Comments(0)

〈旧三月十一日〉 流氷

今年は雄武町に流氷が接岸しない年であった。流氷が来ないというのは珍しいことらしい。
あの白い海原の風景が見られなくて残念だなぁと思っていたら、この時期になって流氷の残骸が流れ着いてきた。
d0051707_22434084.jpg

氷塊は波にもまれて丸くなり、波打ち際で汚れている。
長旅に疲れきっているのかい?オツカレサマ。
[PR]
# by akisiko | 2006-04-08 22:48 | | Comments(1)
先日、用事があってまた北見に行ってきた。(大型免許交付のため。無事取得!)
例によって、棚が充実したあの本屋へ立ち寄る。
d0051707_15164791.jpg

「アイヌ文化の基礎知識」

アイヌ民族博物館 監修 (草風館)

北海道に住み始めて日が経っていないのにえらそうなことを書くようだけれども、土地の人々の暮しの知恵や慣習を見ていると、どうも他の日本国内の田舎に比べて奥深さがないように感じる。確かに漁師には漁師の、農家には農家の、北海道に生きるにおいて必要な知恵があるのだろうけれども、それには理屈ではない絶対的な「知慧」が見えないような気がするのだ。
それはやはり、ここに住む人の大多数が本州から来たヤマト民族の末裔であり、北海道では短い歴史しか持っていないからであろうか。

北海道には先住民族がいた。
彼らには先土器時代から続く長い歴史があり、厳しく豊かな大地に息づく深い知慧や信仰を持っていた。
しかし現在、その民族の文化はそれほど多く残されていない。というより、ほぼ絶滅したというほうが正しいかもしれない。
それには多数の原因があって、私がここに書けるほど単純なものではないのだが、そのひとつには彼らは文字を持たない民であり、口頭で文化継承するのを常としていたからだという。
一度失われたら、二度と取り戻せない方法で古代から伝えられてきたのだ。

「私たちは耳で聞いたことを、すぐノートに書きつけますが、昔の人たちは全部その場で覚えてしまわなければなりませんでした。その代わり、知識というのはすべて頭に入っていて、いつでも取り出せるようになっているわけです。
(中略)
アイヌのおじいさんやおばあさんに話を聞くと、その物覚えのいいこと、博識なことにいつでも驚かされます。それは忘れてしまったら二度と取り戻せないという気持ちで、いつでも物事に接してきたからです。」

私はこの地で、表面的には現代の生活スタイルを持ち、大量消費社会の一部に所属しながら生きている。
しかし根源的な命がこの土地にある限り、先人の知慧や信仰やあるいは大自然をいつも心のどこかに感じて、それに依存して生きてみたい。

それには、この本に書かれていることを情報として読んだところで何にもならないのだが、文字を持つ民としての私は、そうせざるを得ない。
[PR]
# by akisiko | 2006-04-07 15:57 | | Comments(0)