〈旧四月四日〉 後退

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うららかな春の日が2日ほど訪れたと思ったら、また灰色の雲がやってきて積雪をもたらした。
東京では30℃まで気温が上がったとニュースで伝えている。
一方こちらは氷点下の日に逆戻り。
もうすぐ立夏が来るというのにな。
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お隣さんの花壇には、試練のときか

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# by akisiko | 2006-05-01 08:19 | | Comments(2)

春の匂い

世はゴールデン・ウィークに心騒いでいるようだ。
私のほうは特に出かけることもなく、やっと到来した雄武の春を楽しんでいる。
潮干狩りに行ったり、庭の土いじりをしたり、もうすぐ始まる山仕事の心配をしたり・・・

川へ出かけてみると、地を暖める陽射しとやさしい風。
あちらこちらでお天道様に向かって芽吹く小さな緑。
あっという間に様変わりした風景にすこし困惑してしまう。
あれだけ大地を閉ざしていた冬はどこに行ったのだろう?
雪が消えたとたん、一斉に動き始めるこの生命力はなんだ?
こいつらに負けてはならん。おれも全力で春を受け止めねば。
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春のトーウツ川はぴりっとした雪解け水で自己浄化中だ

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# by akisiko | 2006-04-30 22:46 | | Comments(0)
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雪解けの沢を歩いてみると、様々な芽が顔を出していた。
北海道で「ヤチブキ(谷地蕗)」と呼ばれる山菜が出始めているので摘んでいく。
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切れるような水の中で、可憐な花を咲かせるこのエゾノリュウキンカを採るのはちょっとかわいそうな気がしてしまう。ごめんよ、と思いつつ太い茎をむしり、沢水で泥を落とす。

さっとゆがいてから水にさらし、酢味噌にあえて食べた。
やわらかく、みずみずしい。
長い冬があけて、青い葉をたくさん食べられるようになったことがとっても嬉しくなる味だ。
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# by akisiko | 2006-04-25 10:06 | | Comments(0)
さる4月20日は二十四節気の「穀雨」であった。
穀雨とは、暦便覧によれば「春雨降りて百穀を生化すればなり」の頃。
田んぼや畑の準備が整い、それに合わせるように柔らかな春の雨が降る気候ということ。

この日の夜、雄武町では大雨と暴風があった。
久しぶりに聴く雨だれの音。
北海道の畑はまだ眠ったままなのだが、雪をみるみる融かすこの雨は、穀物だけではなくすべての生命に活力を吹き込むものだったのではなかろうか。

近所の川では雪代真っ盛り。雪解けの水が泥濁りとなって川幅いっぱいに溢れている。
この身の切れるような増水の中を、海から戻ったサクラマスが遡上しているところなのだろうかと想像したり。
この先一ヶ月は、川面に釣り糸を垂らすのは無理なようだ。
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# by akisiko | 2006-04-20 21:32 | | Comments(2)

ガテン系講習会

私はこの雄武町で林業の仕事に着くことになったのですが、それに先立ってある講習を受けました。

「チェーンソーを用いて行う伐木などの業務従事者安全衛生教育」

という長い名前の講習なのだけれど、この修了証明書がないとチェーンソーを使った仕事をすることが出来ません。

二日間の日程の中、伐倒の基礎やチェーンソーの整備を講義と実技で学びます。

とはいえ、林業の知識なんて何ひとつ、まっさらに知らない私は話を聴いてもちんぷんかんぷんです。
まず林業の専門用語のようなものがけっこうあって、そこから覚えなくちゃ、という感じ。

「大径木 (たいけいぼく)」
「林班 (りんぱん)」
「伐根直径 (ばっこんちょっけい)」
「偏心木 (へんしんぼく)」
「受け口切り」
「かかり木」

など・・・。漢字を見ればなんとなく意味が想像できますが、耳で聞くだけではぴんと来ません。

まぁ、講義を聴いたら仕事の内容がどんなものかイメージが出来たっていうところでしょうか。

実技はチェーンソーの目立てと、丸太の玉切りです。
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他の受講者は土方系おじさんばかり。なんか変な雰囲気・・・
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みんなチェーンソーの扱いには慣れていて、本当のシロートは自分くらいでした。
甚だ心細いっす。
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受講者の中の経験者に伐倒のシュミレーションをしてもらいました。
受け口を掘って、追い口を切って、クサビを打って伐倒・・・早く現場でやってみたいなぁ。
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# by akisiko | 2006-04-20 21:06 | | Comments(0)
知り合いの佐々木さんに「遊びにおいで!」と誘われたので、旭川まで行ってきました。
佐々木さんにはつれあいのNが以前からお世話になっていて、私がこちらに来てからも何度か食べ物を送ってもらったのだけれど、お会いするのは初めてでした。

佐々木さん一家は山菜や登山や保存食作りに詳しいので、それら北海道のアソビを伝授してもらうがため、旭川まで3時間半のドライブ。

まずは燻製作り。
燻製は私もだいぶやったので、佐々木さん一家が仕事に出ているあいだにひとりで遊ばせてもらいました。
タコ、ホタテ、豚バラ肉、チーズ、卵をスモークにかけます。
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スモーカーは刑務所で作ったものだということ。
細かいところに気を配って作られていて、とてもいい製品でした。熱源は電熱器。私はいつも炭や薪を使っていたのだけれど、それに比べると格段に楽です。
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燻煙をかけた後の状態。
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出来は上々。特に豚バラのベーコンがうまかったな。
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# by akisiko | 2006-04-16 09:54 | | Comments(0)