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オンネトー湯の滝

足寄町内、阿寒国立公園にあるオンネトーから徒歩30分、「湯の滝」へ。
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温泉が流れ落ちる滝でそれだけでも珍しいのだが、その滝壺にはさらに稀有な自然現象が。
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このあたりはマンガンの鉱床なのだが、そのマンガン鉱床はは細菌と藻類の働きによって成長しているとのこと。
温泉水中のマンガンを微生物が沈殿させることによって作り出されている、いわば「生きている鉱床」なのだそう。
そして、この現象を観察できるのは世界でもここだけ!という希少な場所。
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そんな解説文を読むと、見る目も変わる。
上の画像は、温泉水の沢と普通の沢の合流地点。
左からは温泉。河床が黒いのはやっぱりマンガンなのでしょう。右からは黄土色の沢。
手を入れてみると水温が全然違う。

湯の滝周辺には、どういう経緯で移入されたのか、外来生物のナイルティラピアとグッピーが大量に生息していた。
そして、それらの魚類がマンガンの生成に不可欠である藻類や細菌類を食べてしまうのだそう。
関係省庁が駆除を試みているようだが、根絶は難しい模様。
だれが持ち込んだものだか・・・この手の話によくあるマッチポンプ構図でなければいいけどね。
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帰り道にオンネトーから雌阿寒を鑑賞。紅葉はすでに終わりの気配。あともう少しで雪化粧かな。
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by akisiko | 2012-10-23 20:55 | | Comments(2)
ひさしぶりに気合を入れて朝から釣りに出かける。
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家から車で10分の流れはなかなか押しの強い中規模河川。
ツーハンドロッドを持つのもひさしぶり。
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いい雰囲気で流れる川。噂ではとんでもない大物が潜んでいるという。
街のすぐ裏のポイントなのだけれど、訳ありの場所なのです。
スカジットヘッドとシンキングティップのシステムを組み、ブン投げては沈めて流す手法で攻めてゆく。
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かなり苦戦して釣った一尾は30cm台の小型だったけれど、ボディサイズに大して頭部がとても小さい・・・lこれは急速に成長している証拠。
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2尾目も同サイズ。銀ピカボディにこの黒点は、降湖型の印。
この魚からここの釣りのキーワードをもらう。
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ランドした魚の口から飛び出す魚の尾。これは・・・ワカサギだ。
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吐き出されたワカサギと使用したウーリーバガー。
かろうじて釣れたけれど、ぜんぜんベイトとマッチしていません。ここら辺を考えないと釣果は得られないな。
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釣りのキーワード2つ目は対岸の人工物。
上流のダムからの放水口が特有の生息環境を作り出している。
流速や流量は刻々と変化するし、ダムの湖水はワカサギの生態にも影響を及ぼしている模様。
一筋縄ではいかない釣り場だが、魚影はすこぶる濃い。
近いし面白い釣り場かな。

*13ft#7
*スカジットコンパクト
*ポリリーダー 10’ ファストシンク
*ウーリーバガーなど
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by akisiko | 2012-10-21 21:35 | | Comments(0)

ユクエピラチャシ跡

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陸別方面に出かけたら、たまたまチャシの史跡公園があるのを見つけたので立ち寄ってみる。
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ユクエピラチャシ跡は道内最大級のチャシとのこと。
その大部分は崖の崩落で失われているものの、一見して大きな規模であることがわかる。
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周りを囲む壕も深く、その掘り土が壕の外に盛られている。
土質が火山灰であるために白い土があらわになっている。(復元した姿のようだ)

広角レンズを持っていなかったので全容がわかりにくい画像になってしまった。
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「ユクエピラ」とはアイヌ語で「鹿」「食べる」「崖」という意味だそうで、実際に鹿の骨が多数発掘されている。

チャシがどのような目的で作られどう使われていたかの記述はなかったが、
静けさに満ちてミズナラの大木がそびえるチャシのなかを太古の情景を思い浮かべながら歩くと、
実に不思議な気分になった。
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by akisiko | 2012-10-11 21:45 | | Comments(0)

大雪高原温泉 沼めぐり

今年は例年になく紅葉が遅れた。
10月に入ってやっと山が色づき始めたという知らせを聞き、大雪山系に出かける。
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大雪ダムから林道をさかのぼること10km。大雪高原温泉からの沼巡りコースを歩くことにした。
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登山口駐車場にはびっくりするほどの車。例年なら9月中~下旬が紅葉のピークなのだが。
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入山前には登山者全員がクマに関するレクチャーを受けることになっている。
クマによる事故を防ぐために、最新の情報と守るべき事項を教えてくれる。
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登山者は大変多くて、登山道が渋滞するほど。
高尾山や富士山ほどではないにせよ、これだけ人が多いと登山の楽しみも半減してしまうというのが率直な感想だが。
それにしても、これだけの人出も頷ける素晴らしい紅葉を見ることができた。
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沼めぐりコースは一周7km、約4時間。かなりお手軽で、かつ大雪の麓を満喫できるいいルート。
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さて、登山の帰りにはダムのインレットに寄ってフライロッドを振った。
かなりいい雰囲気だったけど、不発・・・
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by akisiko | 2012-10-08 21:15 | | Comments(0)
10月初日の月曜日。台風到来で大雨につき現場作業は中止。
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休みなら釣りへと思っていたけど、この全道的な降り具合ならどこも駄目。

それならばと、北見市の温根湯にある「山の水族館」へ。
今年7月にリニューアルしたばかり。中村元プロデュースということで大変話題になっています。
中村元さんのブログにはとても興味深いことがたくさん書いてありますね。

小さな水族館で予算も少ないけれど、さまざまなアイディアと工夫が盛り込まれた「超進化系水族館」らしいです。
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そのエントランスをくぐって最初に出迎えてくれるのが上の写真。
滝壺を下から見上げると、白泡の下をオショロコマとヤマメが群泳する。

「日本初(おそらく世界初)の、滝壺の底から見上げる水槽。
水族館を訪れる人たちは、特定の生き物を見に来るのではなく、非日常感覚の『水塊』の中にいることを喜ぶ。
ボクが考えた『水塊』理論を、如実に現した水族館がここであり、この滝壺は水族館の新たな『水塊』でもあるのだ。

子どもはもちろん喜ぶ。
でも、大人の方がはるかに時間をつかって見てくれている。
一人のお客さんが、「こんなに小さな魚なのに、こんなに見応えのある水槽ができるんだ」と言ってくれていたのが、カンチョ的にはとても嬉しかった。」

ブログ水族館・中村元 2012年7月13日 より

たしかに、入館して最初に現れるこの水槽に大人たちは「すごい!」とまず驚嘆します。
それから時間を忘れてこの風景を眺めてしまいます。

私ももちろん、この魚群の前に立ちつくしました・・・
滝壺のなかで、魚はどちらを向いてどこに定位しているのか、なんて考えながら・・・
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次に現れるのはデカニジ、ブラウン、アメマスが激流のなかを泳ぐ屋外水槽。
これも釣り人的には見入ってしまう構図なのだけれど、この展示は冬に特性を顕わすとのこと。
なんと川の表面が結氷して、その下の魚の様子を観察できるのだ。
すごい。すばらしい。ぜひ厳冬期にも来なくちゃ。
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そしてイトウの巨大水槽。ここのイトウは温泉育ちだから肌がきれいなんだってさ。

ほかにも熱帯魚など展示しているけれど、私的にははっきり言って見どころはこの3つ。
3つだけだけれど、すごくいい水族館だなあ。
北見に行く機会があれば立ち寄ることをオススメします。

山の水族館 http://onneyu-aq.com/
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by akisiko | 2012-10-01 21:47 |