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手作り手甲

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つれあいにリクエストして作ってもらった毛糸の手甲(てっこう)です。

モデルとなったのは、70歳の山仕事人が使っていたもの。
彼はこの手甲の上にゴム手袋をして、冬季の仕事をしていました。
手の甲を暖めると指先が冷えないうえ、厚手の手袋に比べて自由度が高くてチェーンソーなどが扱いやすいとのこと。

冬山の仕事も終わったので、その手甲を借りてきて、つれあいが同じものを作ってくれたのです。

季節外れのアイテム?
私はこれをフライフィッシングに使おうと思っています。

厳冬期には指先の無いネオプレーン素材のグローブを使いますが、ラインのすべりが悪かったり鉤が結びづらかったりで不自由するのです。

でもこの毛糸の手甲なら、これからの気候にはじゅうぶん暖かいし、手のひらが出ているので細かい作業もキャスティングもやりやすいのではないかと・・・

能書きはともかく、忍者みたいでかっこいいんで気に入ってます。
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by akisiko | 2007-03-27 06:58 | | Comments(2)
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先日の釣行で見た風景。
川岸に残る雪の上には、ゴマ塩のように蟲の群れ、群れ、群れ・・・
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体長5mmほどの黒いカワゲラの集中羽化でした。
幼虫期に川底に住む彼らは、期が熟すと水底を歩いていって、岸辺で羽化をするのです。
それが例年この時期のようです。
水温もゆるんで川岸にせり出した氷が解ける頃。

さて、このゴマ塩たち。
上陸したはいいが、雪の上をてくてくと歩いていったいどこに行くのでしょうか?

本日は一層気温が上がりました。
道沿いに残る雪も一気に解けて、「雪景色」から「残雪」という雰囲気にあっという間に変わってしまいました。

近所の雄武川も一日にして解氷。そして今年初めての泥濁りの雪代です。

やっと、やっと、春の足音が聞こえてきました・・・
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by akisiko | 2007-03-22 19:59 | | Comments(0)

初釣行+腕不足=惨敗

『朝起きて空が曇っていたら喜べ。』
これは先日紹介した「雨の日の釣り師のために」の中に書いてある心得のひとつ。

今週の休みは、どんな天候であろうとも初釣行を決行しよう・・・
迎えた今朝は雪、気温-2℃。釣り師なら喜ぶべき天候だけど。
へたれインドア釣り師の私はちょっと気が重かったんです、本当は。

でも今日は、一週間働きづめで待ちに待った休日。
二週間前に河畔でラーメン食って帰ってきた「結氷しない川」に行ってきました。
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シンクティップラインでアメマスを狙う。
有力な情報筋によれば、反応は渋いけど魚はとにかく沢山いる、根気よく流せ、とのこと。
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半年ぶりに振るフライロッド、凍るラインとガイド、どこにいるものやわからぬ魚と狙いどころの掴めぬ流れ・・・とにかくうまくいかん!どうも納得いかん!!
雪代前の川って、確かに根気のいる釣りです。

結果は・・・タイトルのとおり。
腕が足りません。。。。攻め切れなかった。。。
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で、やっぱり意気消沈して河畔でラーメンだったのです。
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「雨の日の釣り師のために」にはこんな心得も書かれていたっけ・・・

『情報は徹底的に謙虚に聞きこめ。しかし釣れるまでは信ずるな。』
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by akisiko | 2007-03-20 20:58 | | Comments(2)
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“林業再生” 最後の挑戦 天野礼子著 農文協

天野礼子氏が日本の川の本来の姿を取り戻す活動を行っていて、その著書(「ダムと日本」、「川よ」、「川は生きているか」など)も読んだことがあった。

しかしここ数年の彼女が、林業方面でも研究・活動をしていたということは勉強不足であった。
京都大学が提唱する「森里海連環学」を実践に移しながら、より総合的な日本の自然を見据えた活動を精力的に行っているそうだ。

書店でこの本を見つけ、すぐさま購入した。天野礼子と林業がどう結びつくのか?

本書の内容についてあれこれ書けるほど私はまだ林業に詳しくないので、序文より気になった文章を抜き出してみよう。

 十九歳で釣りを覚えてから今日までの三十四年間、私は年間一〇〇日くらい川を歩いてきた。そして五年くらい前からである、自分には川を見ていた右目の他に左目もあって、どうやら森を見て、その行く末を心配していたのだなと気づいたのは……。

 (前略)私も釣り師なのでわかるのだが、飽きるほど釣ると、数年で目が覚める(中には例外もあるが……)。そして両目が開く。川と魚だけを見ていた右目だけでなく、自分には左目もあって、それは「森を見ていた」ということに気づくのだ。

こうした感性から「森里海連環学」なんてステキな名前の学問が生まれるのであろう。

そして古来の里人が苦労しつつも守ってきた生活と自然とのつながりを、私たちは取りもどす方向に向かうのであろうか。

      *   *   *   *   *   *

しかし、林業界に身を置く立場から見える道は、決して明るくないように思われる。

ネオリベラリズムと科学信仰が台等する現代社会において、「森里海」の重要性を、私たちはどこまで理解できるだろうか?

悲観的ではあるけれど、「森」に携わる仕事をしているからといってそれが正の方向に向かっているのか、負の方向なのか、誰にわかるだろう?

泥濘のような困惑。
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by akisiko | 2007-03-07 21:43 | | Comments(5)
<旧一月十七日・啓蟄>

気温6度、風速11m。

我が家の風呂場ではワラジムシを初見(ワラジムシはダンゴ虫のような節足動物で、風呂場に大量発生するのだけれど冬には姿を消すのです)。

屋根の雪は音を立てて落ちた。

春の訪れを感じさせる一日でした。

とはいえ、まだまだ油断できないのが極北の気候。
明日からまたすぐに冷え込んで、-8℃の予報。
もう一回くらいはドカ雪があると思われ・・・


フライフィッシング熱に浮かされている私の頭の中には、
啓蟄でなくとも蟲がいっぱいです・・・

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ムネアカオオアリ #10

遊び心で巻いた、ポップな毛鉤パターン。
フォーム材・ラバーレッグ・パラシュートスタイルで浮力、耐久性、アピール度は抜群と思われ。
問題は、魚がこの特大アリンコを食べたい気持ちか、否か・・・

今年は雄武の源流を突き詰めて、オショロコマを探そうと思っています。
ボサに覆われた沢で、このフライをポチャリと落としてみようかしら。
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by akisiko | 2007-03-06 21:43 | | Comments(0)