カテゴリ:暮( 276 )

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室内のプランターに播いた野菜の種が芽を出した。
一方、外はまだ白い雪の世界。

明日から天気は下り坂で、また吹雪になるようだ。
でも地元の人によれば、それを通り過ぎれば本格的な春がやってくるらしい。

今週には二十四節気の清明を迎える。
清明とは、「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり」。
写真の芽は・・・まだ何だかわかりませんね。
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by akisiko | 2006-04-02 23:42 | | Comments(4)
前回の書評の続きは先送りにして、今回は春の風景を。
東京では桜が咲き始めたようだが、こちらではふきのとうが満開。
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春、真っ先に顔を出す黄緑色。
川沿いの土手はまだ冬色のままだけれども、地中では他にも様々な命がそのエネルギーを噴出させようとうごめいているようです。

北のふきは「アキタブキ」といって、葉が1.5m、茎2mにも育つ大型種。
ふきのとうもジャンボサイズで食べごたえがあります。

ふきの花見をしつつ、まだ開いていない幾つかを摘む。
刻んで味噌汁に散らすのが、その香りが一番生きるので好きです。
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by akisiko | 2006-03-26 22:47 | | Comments(0)

旧暦日記

旧暦とは月と太陽の運行を両方取り入れた、中国生まれ日本育ちの暦である。現在の太陽の運行のみを取り入れた「グレゴリオ暦」と比べて、モンスーンアジアの繊細な季節の移り変わりが反映されるように緻密に計算されたカレンダーだ。

以前からこの旧暦を生活に取り入れようと考えていたが、このたび「旧暦日記」なるものをはじめた。
その日に目立った季節の特徴を旧暦上に記録する。その日が旧暦上ではどんな季節に当たるのか、古来の知恵を参照する。そしてこの新しく住み始めた土地がどんな自然の流れのなかにあるのかを探ろうというのが目的だ。

たとえば今日3月6日・旧二月七日、二十四節気では啓蟄に当たるが、それに先駆け2日前、我が家では冬眠していたワラジムシが一匹、いそいそと部屋の隅から出てきたのを日記に記していた。啓蟄とは「陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出ればなり」という日である。古来のカレンダーがいかに正確に時節を言い当てるかを実感した日であった。
(とはいえ、二十四節気は太陽の周回軌道を24等分しただけのもので、必ずしも太陰太陽暦固有のものというわけでもないのだが)

また、この日記には釣果の記録や水生昆虫の発生状況、山菜の取れる時期、海の魚群が巡ってくる時期なども書き記そうと思っている。季節の移り変わりに密接にリンクし、月齢と共に日を重ねる旧暦では、自然の恵みを受けられる時期をほぼ正確に予測できると考えられるからだ。

ゆえにこの日記は一年ばかりつけたところであまり意味を成さない。自分の立つ場所において自然の定点観測を数年間続けることによってはじめて、古人の知恵が理解できるのではないだろうか。

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旧暦と暮らす【スローライフの知恵ごよみ】

松村賢治 著 ビジネス社

旧暦の勉強に使った書です

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by akisiko | 2006-03-06 13:00 | | Comments(0)
カンジキを履いて山でも歩こうかと出かける。
2月になれば陽の射す日には空気も緩む。

しかし、少し車を走らせたところで突然の雪に見舞われる。
出てくるときには太陽が見えていたのに・・・
こんな天気の変化がここではよく見られる。
コチラでは晴れているのにアチラは雪。
隣町の天気がまったく読めない。---隣町といっても10kmも20kmも離れているのだが。

視界50m。これじゃだめだわ・・・

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これからのホームグラウンドとなる幌内川はまだ雪と氷の中で眠っている


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濁った視界ににじむ太陽。冬と春がせめぎあっているのだろうか

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by akisiko | 2006-03-04 16:34 | | Comments(0)
引越し荷物の片付けや役場での手続きの合間をぬって、近くの浜にアサリを掘りにゆく。
今日の雄武は突然暖かくなり、日中の気温9℃。
例年ならこの時期は流氷が来て非常に寒く、アサリなど獲りにいける気候ではないそうだ。

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潮の引いた浜に出撃


この浜は岩盤質であるけれど、ところどころのくぼみにたまった砂礫のなかにアサリは潜んでいる。ポイントに当たれば熊手のひとかきでゴロゴロ。大きいのだけより分けてバケツに放り込んでいく。

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2時間ほどの収穫はこれだけ


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丸一日砂抜きした後、アサリたちは炊き込みご飯などになって食卓に上った。
ふっくらとしたその身からは北の海の豊かさが染み出します。
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by akisiko | 2006-02-22 13:08 | | Comments(0)

新章スタート

日本田舎巡りの旅を終えたのち、いくばくかの空白期間を得て北海道に移住することを決めた。以前のブログが唐突に更新しなくなったことにお怒りになった人もいよう。私は語る言葉を持たずにいた。

人生の選択肢は無限にある。しかし私には足を一歩踏み出すだけの勇気がなかったのだ。

旅を終えて痛切に感じたことは、住む場所がどこであれ、就く仕事が何であれ、目の前にあるものにどれだけ誠実に、どれだけエネルギーを注いで向き合えるかということだ。旅先ではそうやって輝いている人たちにたくさん出会ってきた。

それならば。一糸ほどの縁のあるこの地にとりあえず腰を落ち着かせて、現れてくる事象に正面から立ち向かってみようじゃないか。
そう思って引っ越してきたのがこの日、2月18日。

そしてこの地が持つ私にとっての魅力のひとつは、フライフィッシャーにはたまらない河が人知れず自然の営みを続けていることだ…北海道北部の短い夏に、竿を通じて溢れる思い・・・それが私の生きる原動力になってくれるのではないか?

文体も定まらぬまま、古いブログアドレスを使って新章を始めてみた。
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by akisiko | 2006-02-18 23:53 | | Comments(4)