カテゴリ:釣( 294 )

仕事の帰りに近くの雄武漁港に行って釣り糸を垂れる。
あわよくば、夕ごはんのおかずが釣れないかなー・・・と。

防波堤のヘチにワームを落とし込むと、こんなのが釣れます。
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ギスカジカ。いかにも貪欲そうな大口とでかい頭を持つ魚です。
こいつは味噌汁に放り込まれました。。。
このへんでは「カジカ」と呼ばれ、鍋の具に珍重されている魚。
食べるところは少ないけれどぷりぷりの白身を持っていて、お味もよろしい。

ほかにもソイの子ッコが釣れたけれど、食べるのもかわいそうなサイズなので即リリース。
オホーツクの海は栄養たっぷりだけれど、魚種は少なく、サイズは小さく・・・というのが釣り師には物足りない気がします。

P.S.
Tune大兄、こっちにはこんな手軽な遊びもあるよ。ボウズは無いさ。楽しみにね。
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by akisiko | 2006-07-21 20:22 | | Comments(2)

ヤマメ解禁の日に思う

本日7月1日は、道東河川のヤマメ釣り解禁の日。
本州の渓流解禁日から比べると、平均して3ヶ月遅れています。
それにはこのあたりのヤマメ(およびサクラマス)の生態が関連しているのでしょう。

この近辺のヤマメは、孵化してから一年を川で過ごし、
その後メスの大部分が銀毛化して海へ下ります。
これがサクラマスとなって約3年後、産卵のために生まれた川に帰ってくるのです。
残ったオスはそのまま川で成長し、帰えるはずのメスを待つわけです。

さて、銀毛化したメスが川から海へ下るのが6月ごろ。
もしその頃、川で釣り糸を垂れたなら、その体長十数センチほどの銀毛ヤマメが入れ食いになることでししょう。
そうなったら海へ下るヤマメ、すなわち子孫を残すサクラマスが絶えてしまう。
そんなわけで、解禁日が7月1日に設定されているのだと思われます。

   *   *   *

この解禁日には、道内の渓流釣り師たちが待ちわびたように一斉に川へ入ります。
近所の雄武川にも、あちこちの入渓ポイントに停まった車が見られました。
そして驚くことに、各氏が百単位の魚を釣り、持ち帰るようです。
本州の河川では、いくら解禁日といえど数百尾のヤマメを一日で釣るなんて考えられないことです。

こちらではヤマメのことを「ヤマベ」と呼びます。関東でヤマベといえばオイカワのことで、雑魚の代名詞ともいえます。
すなわち、北海道ではヤマメが、オイカワのような雑魚として認識されている、ということでしょうか。
いくら釣っても湧いて出てくるような魚として・・・
また、こちらの釣り師は手のひらサイズの新仔ヤマメに魅力を感じて釣るのも独特のものです。
本州では尺を基準として、なるべく大物を狙うのが常なのですが。

釣り人たちにそんなにたくさん釣られているにもかかわらず、ヤマメが毎年再生産を行っているのは、河川環境の良さにあるのでしょう。河口から産卵場所までに都市もなく、ダムもなく、良好な水質を持った沢がある、そんな川が多く残されているからだと思います。

   *   *   *

とはいえ、楽観視できないのは日本国内どこへ行っても同じです。

北海道の場合、気になるのは開発事業。
いまだに不要な道路やダムを作り続けているのが現状です。

雄武川の場合、こんなものが目下工事中です。
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農業用水のために必要だという雄武ダム。

   *   *   *

フィッシングプレッシャーと公共事業による河川の改悪。
この二重の圧力に、はたしてヤマメ・サクラマスたちは生き残れるのでしょうか?

手付かずの自然を求めて極北のここまで逃げてきた私ですが、やはりなお、腹だたしいことはあるものです。

(雄武ダムについては日をあらためてレポートすることにしましょう)
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by akisiko | 2006-07-01 21:22 | | Comments(2)

釧路川のアメマス

友人と連れ立って釧路川に遠征にゆく。

私の住む町から釧路まで、ざっと300kmはある。本州から見れば北海道はひとつだが、そこは広大な土地なのだ。
車内で2泊しながら、湯を沸かしてカップラーメンをすすりつつ、アメマスという北の魚を狙おうという目論見だ。
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足を踏み入れた釧路川は、ぼうぼうとした冬枯れの湿原の中を大きくうねって進む河だ。
雪の残る葦原に、枯木のように突っ立って竿を持つ。
カモの風切羽根がうなる音が聞こえる、対岸ではシカの群れがこちらをじっと見ている。

状況は申し分ないようにみえる。しかし、ここもまたやはり、荒みきってせっぱ詰まった日本の一部であった。
朝も空気がぬるむ時間になれば、河岸に乗り付けてくる車が増えてくる。
そしてそれぞれ一定間隔を保って釣り人同志諸君が立ちこむ。
同志諸君のやり方は、開高健の言った「やらずぶったくり方式」である。
釣れればそれでよし。魚の顔を見るためには理性も哲学もない、というあれである。
ルアーで駄目ならワームで、それでも駄目なら餌で。鉤は、リリース(釣った後に逃がす)を前提にしているにもかかわらず、例外なくカエシありの三本針。
われわれが入ったポイントの周囲にはこちらの岸に道が一本あるきりである。そこに入れ替わり立ち代り釣り人が入っては魚を叩いて、いじめていく。だんだんと魚もいじけて釣れなくなってくる。
そして噂が立つ。「アチラの岸にはウブな、釣りやすい子が残っているらしい」。
それから人々はボートを持ち込み、対岸までエッチラと漕いで渡り、そのウブな子をいじめにかかる。

流れのたまりに、鰓から血を流しながら白い腹をみせてあえぐ大物が浮かんでいるのを見た。この大物は誰かに釣られて、三本針の掛かりどころが悪かったのか、写真撮影のために長い時間空気にさらされていたのか。

私はそんなエグイ光景を見てしまっても、魚の顔を拝まなければ気がすまなかった。
2日間、霧雨や冷たい風にさらされながら厚い流れにルアーを投げ続けて、アタリは二回だけ。どうやら魚たちのご機嫌の悪い日に当たってしまったようだ。
それでも、やっとの思いで一尾のアメマスに出会うことができた
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北の精・アメマス44cm

鉤の刺さった口辺から滲む赤が、眼に沁みた。

後から聞くと、こんなに魚の反応が渋い状況は釧路川でも珍しいらしい。
それはあるいは、アメマスの抗議の声か、苦痛の叫びか。
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by akisiko | 2006-03-11 21:44 | | Comments(0)

素人によるエバ釣り指南

屋久島では「エバ」と呼ばれる魚をずいぶん釣りました。
エバとはギンガメアジの幼魚。関東や東海では「メッキ」と言いますね。

子供たちは学校帰りの遊びに、おばちゃんたちは晩ご飯のおかず目当てに、
とてもポピュラーな釣りです。

屋久島の港で朝晩エバを釣ってきたその結果を、ここで伝授・・・
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by akisiko | 2005-09-22 11:08 | | Comments(1)
大潮周りのこの日、昼間は干潮にあたる。
海では釣りにならないので、宮之浦川を登ってみることに。

少しのくもりもない川の水は、底石の花崗岩ひとつひとつまで丸見え。
屋久島には淡水魚が少ないということですが、ちょろちょろと走り回るヨシノボリが結構見えるではありませんか。

じーっとそれを眺めているうちに、なんだか釣ってみたくなってきた・・・

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by akisiko | 2005-09-17 12:02 | | Comments(0)
5時半起床。
朝飯のおかずを釣ろうと竿を出すと・・・

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by akisiko | 2005-09-17 09:59 | | Comments(2)

宮崎県 日向市 塩見川

西表の川で釣りをして以来、河口域というものがとても気になるようになった。

いままで河口といえば、都市部のコンクリートに四角く切られた、生物の気配のないような汚れた地域だと思っていた。
もちろん、そんなものは自然の姿ではない。
私が見た河口の汽水域は、大型の生物が足元を埋め尽くすようにうごめき、有機物の循環を高スピードで行っている姿だった。

植物が天と地を結び、小動物たちは泥を掘り起こし、一日二回、潮がすべてを海へ山へと運ぶ。

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by akisiko | 2005-09-02 00:36 | | Comments(5)

沖縄県 西表島

石垣から西表島に渡り、キャンプをして遊んだ。

南西諸島で是非釣りたかったのがミナミクロダイとナンヨウチヌ。
いずれもこちらの島々にしか生息しない魚種。
これを釣り上げるためにキャンプ場からマングローブ域へと通う。

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by akisiko | 2005-08-20 09:38 | | Comments(4)

沖縄県 石垣島

東京からの距離2252km。日本の南の果て、石垣島。
この熱帯の島で、サンゴ礁のリーフに立ちこんでルアーを投げ、いろんなカラフルな魚たちを釣った。

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by akisiko | 2005-08-14 09:35 | | Comments(0)

釣り人考

「釣り人を観察すれば、社会の縮図がみえる!」

旅先で出会った人が、こんな達観したことを言った。
なんでも、失業率が上がると平日の昼間に釣りにくる人が増えるそうだ。

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by akisiko | 2005-07-25 18:15 | | Comments(0)