〈旧二月十七日〉 雪の下

穏やかな太陽が出て、気温が上がった。

町営住宅の猫の額ほどの庭で今年は家庭菜園をしようと思うので、ひざ上まで積もっている雪を除けた。雪を早めにかいておけば地温も早く上がるだろう。でも、播種するのはまだ先のことだ。
夏が短い北海道でナスやトマトやきゅうりなどの夏野菜を育てるより、野菜が不足する冬に備えて大根や白菜を植えたいと思っている。でも、こんな小さな菜園じゃ、冬のあいだに食べるものすべてはとっても作りきれない。思い切って香味野菜だけにしてみようか。寒さに強い果樹も少し植えたいな・・・そんな風に土いじりの計画を思うのは楽しいものだ。

農作物を自分で作ったことなんて無いし、北海道の生活も初めてだ。この菜園が今年うまく行くとは思えないが、やってみなけりゃわからない。

そして山に行ってみると、南向きの斜面ではふきのとうが顔を出していた。
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さっそく摘んで、雪の下から出てきた香りを楽しもう。
群馬にいた頃、おばちゃんたちが春になるといつも作ってくれた「ふきのとうのお焼き」を思い出して作ってみる。
年季の入ったあの味にはかなわなかったけれど、ふきのとうをたっぷり入れたせいでほっぺたの奥のほうまでほろ苦さが染みた。

よし、これで春を迎える準備ができた。
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by akisiko | 2006-03-16 18:54 | | Comments(0)