【NZ旅日記 2/10】Moana

3月29日
共同キッチンでサンドイッチを作って朝食に食べ、残りはお弁当用にビニール袋に包む。
この後、このサンドイッチ作りが毎朝の習慣になった。

荷物からウェーダーや釣り道具を引っ張り出し、車移動と釣りに適したスタイルにパッキングしなおしてからSpringfieldを出発。
d0051707_11490805.jpg
d0051707_11490981.jpg
途中寄り道しながらのんびりと西海岸を目指す。
宿の人にお勧めしてもらったキャッスル・ヒルで少し歩く。ロッククライマーが多く訪れるそう。
d0051707_11490871.jpg
島を南北に貫くSouthern Alpsには暗い雲がかかっている。予報では西海岸は大雨だ。

峠にある登山の拠点、Arther's Passlに着く頃には、フロントガラスを冷たい雨が叩いていた。

分水嶺を超えると森林が濃くなりシダ植物が目立つようになった。
島の西側は海岸線のすぐ近くまでサザンアルプスが迫っている。
そしてその山々は急峻で、海岸から十数キロに1500m級の山脈が連なる、といった具合。
タスマン海を越えて湿度をたっぷり含んだ偏西風がその山脈にぶつかるため、ウェストコーストは多雨地域になっている。
d0051707_15281578.jpg
ハイウェイ73を右に折れてLake Brunner方面に。
まず釣りをしてみたいのはこの湖の近くに流れる川たちだ。
d0051707_11490857.jpg
最初に訪れたCrooked Riverは残念ながら濁りと増水。
今日は釣りにならなそう。
これがどのくらいの降雨量がもたらした結果なのか、そして何日くらいで水が引くものなのか、全く見当がつかないけれど、平水よりはだいぶ多いことは流れの強さから見てとれる。
西海岸の川は勾配がきついために濁りがとれるのも水が引けるのも早いと聞くけれど、明日一日くらいはダメなんじゃないかと判断。
d0051707_11490912.jpg
橋から川を眺めていたら、車に追われる羊の群れ。

次はこんな時のために逃げ場の湧水の川、Bruce Creekへ。
農場を通って行くので土地の持ち主に許可を得なければならないのだけれど、近くの家は留守。
困ったな、と右往左往していたら犬を散歩させている爺さんに出会った。
この川で釣りがしたいんだけれど、どうやって行けばいいんですか?と地図を見せながら聞いたら、道順を教えてくれてどうぞ通りなさいってやさしく言ってくれた。
どうやら地主さんだったみたい。
初めての通行許可がやさしい人で良かった。
d0051707_11490873.jpg
農道を走って行って辿り着いたBruce Creekだけれど、なんと、まっ茶色。透明度30cmくらい。
泥の濁りではなく、タンニンの色だ。
はて、困ったな。雨天時の保険の川のつもりだったのに。
いつもこんな様子なのか、上流に行けば澄んでいるのか、それとも違う川に来てしまっているのか、なんだか自信が持てないまま雨足も強くなってきてしまったので撤収。

雨の中、あちこち走り回っていたら正午も過ぎてしまった。
このあたりの川を回るにはLake Brunner湖畔にあるMoanaという町が近くて都合がよさそうなので、ここで宿を探すことに。
この宿のキャビンに泊まることにする。シャワー・トイレ・キッチン共同、ベッドはあるけれど布団はない。持参した寝袋使用だ。
一部屋62NZD。
d0051707_11490900.jpg
必要最低限の設備しかないけれど、清潔で快適。

宿も決まって心配事が一つ減った。
今日は釣りをあきらめて、明日釣るべき川を探しに再び出かける。

生の情報収集をしようとGreymouthの街まで降りていったけれど、あいにく今日は日曜日で店などはすべてしまっている。
d0051707_11490863.jpg
折り返してHaupiri Riverへ。
Lake Haupiriから流れ出すHaupiri Riverはタンニンでコーラ色。驚くほど黒い川だけれど、そのことはすでに調査済み。
目当ては山から流れ出す透明なほうのHaupiri River。
黒と白の二つのHaupiri Riverが合流して薄茶色になっているはずの地点にかかる橋から川を眺めてみるけれど、やはりここも増水。

さてさて…。明日行く川が決まらないけれど、今日はもうタイムアップ。空は明るいが時刻は19時。もう帰ろう。

宿に着いたのは8時少し前。あたりは薄暗くなっている。
今日も疲れたなあ…とルームキーを出そうとしたら、ポケットに入れてあったはずのキーがない!!
どうやらあちこちで車を乗り降りしているときに、ズボンから落とした模様。
がっくりときたけれど、ダメもとで午後の足取りを探すことに。
Greymouthまで38km。
立ち寄った商店やガソリンスタンドに「カギ落としちゃったみたいなんだけれど、落ちてなかった?」と聞いてまわってはうなだれて。
ここになかったらあきらめようと、日中休憩した海岸へ。
奇跡的にも車を止めた地点でキーを発見。
あー、よかった―。キーの紛失を宿に言ったら高くつくからね。

再び38㎞の道を宿まで戻って、だいぶ疲れて一日が終了。
明日、どこ行こう?


[PR]
Commented by sumapet at 2015-04-10 09:19
大雨に鍵の紛失、前途多難だなぁ。けど、そんな状況で鍵が見つかるなんて奇跡!この旅1番の幸運だったりして^ ^ nokky
Commented by akisiko at 2015-04-10 12:05
>sumapetさん
旅にトラブルはつきもの。その時は「やべー」って思うんだけど、後から笑えればまあOKです。
Commented by tokyo_nature at 2015-04-10 19:46 x
旅はネタ探し!
Commented by akisiko at 2015-04-10 20:28
>tokyo nature
確かに!それ、名言かも。
でも、俺、取材じゃないですから!
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

by akisiko | 2015-04-10 07:00 | NZ〈2015〉 | Comments(4)