WAYPOINTS

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久しぶりにフライフィッシングのDVDを買って、酒の肴にしています。
少し大仰なトレイラーですが。
Confluence Filmsの作品は”Rise”、”Drift”と見てきていますが、映像の美しさとセンスが魅力です。
それに、最近特訓している英語リスニングのためにもなるし…

この作品のなかに、ベネズエラのPayara(パジャラ)がフライフィッシングの対象として取り上げられています。
ブラジルではペーシュ・カショーロと呼ばれる、犬の牙を持つあの魚です。
タフガイ2人が「この釣りは本当に難しい」とかなんとか言いながら、ベネズエラの熱帯雨林を流れる激流の中で体を張ってこの魚をキャッチしています。

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さて、ここでまた私の10年前の思い出が蘇るわけですが、どうぞお付き合いください。

2004年12月21日。ベネズエラ南部のアマゾナス州。

一年前の遭難騒ぎに懲りず、同僚と二人で1泊2日の釣りに来ていました。
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今回も漁師さんにガイドを依頼。なかなか頼もしそうなおっさんです!が、自分だけライフジャケットを着るちゃっかりものでもあります。
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そんなおっさんが職業としてPayaraをねらうタックルがこれです。
自作ルアーですが、なんとボディは歯ブラシの柄!!
これを手釣りで激流のなかにぶち込んではアクションを付けながら引っ張っていました。

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さて、これは何をしているかというと・・・
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空き缶のなかで鉛を溶かしてオモリづくり。木の枝で砂地にあけた穴に流し込みます。
真ん中の小枝の部分がラインが通る穴になるというわけ。

なんと原初的な釣りの在り方だろう!
歯ブラシルアーといい、オモリの作り方といい、若かりし私には衝撃でした。
いまでこそ欧米の最新のフライフィッシングなんて追っかけちゃっていますけれど、釣りの本質っていうのは道具とかそういうところにはないんですよね。
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この旅でも魚からの反応は乏しくて、釣果のほうはぱっとしませんでした。
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2日間程度でオリノコ川を釣ろうなんて考え自体がが甘すぎたのかもしれませんが。
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しかし今思えば、なんと濃密な一瞬を過ごしたことか。
こんな風にして自分のウェイポイントを増やしていきたいものです。
それにしてもまた行きたいなあ、ベネズエラ。

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by akisiko | 2014-05-31 02:21 | | Comments(0)