薪運び

太陽の力が日に日に強くなるこの頃。雪原の上を渡る風にも、すこしだけ春の匂いが感じられます。

天気予報によれば「穏やかな一日となるでしょう」。
こんな日曜日にはひさしぶりの鱒釣りに行きたかったのだけれど、急遽中止。
薪運びをすることにした。

というのも来週には目的の薪の眠る山に運材車が入るため、作業道が痛む可能性があるから。
悪路の作業道で車がすべったり落ちたりって言うのはなるべく避けたいものです。

あと5日間で仕事も終わるし、そうしたらバケーションも始まるし、釣りにはいつでも行けるし・・・
そんなわけで薪を優先。
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毎度お世話になっているKさんに渋いブルーの軽トラをお借りして朝イチでGO!

事前情報では陽が高くなると作業道が融けてスリップするとのこと。これは早い時間に仕事を済ませなくては。

春近しとはいえ、早朝の気温は氷点下17℃。ダイアモンドダストが目の前を舞います。
作業道も当然がちがちにシバれていてすいすい登れます。
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伐採現場は宝の山。
材にならなかった切り捨て部分が大量に転がっていて、薪なんて取り放題。
もちろん山の持ち主や造材業者には了解を得ています。捨てるものとはいえ他人の所有地であり所有物ですから。
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雑木の山でしかも90%が薪には最適なナラ。薪にするには2つ割りか4つ割りというちょうどいい太さ。最高ですね。
おNEWのチェーンソーでいいところを切って運んで積んで、1時間ほどで軽トラの荷台は7分の積荷。
生木は重たいのでこのくらいでやめときます。
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9時過ぎには家に着いて積荷降ろし完了。
これで一カ月ぶんに少し足りないくらいか。家にはまだひと冬分のストックがあるのでそんなに欲張って運ばなくてもいい。
この薪を焚くのは来年か再来年か・・・
でも手に入るときに調達するに越したことはないし、薪ストーブユーザーにとってはストックがあると安心するものなのです。

もうひと往復いくか?と思案したけれど午後からの予定もあったので今日はこれだけ。

これだけといっても、灯油ストーブに換算したら2万円くらいの暖房費になります。
ちなみにこの薪を運ぶのに使った軽トラのガソリン代は580円・・・
たったそれだけの経費をかけるだけで、約1ヵ月間石油の使用料を減らし、廃材を生かし、再生可能なエネルギーを使うことになり、CO2の削減につながり、産業廃棄物を減らすことができる。

そしてもっとも重要なことは、よだれが出るほど気持ちがいい極上のぬくもりが得られるということです!
薪のぬくもりパワーは電気・ガス・灯油とは比べものになりません。日本で最も寒い地域に住んでそう思うのだから間違いないでしょう。

現在、廃材は木質ペレットやオガ粉の原料として利用されています。
それでも山にはまだまだ資源が眠っているということですね。
「採算ベースに合わない=産業として成り立たない」という考え方から一歩出ないとこの辺の問題は解決しそうにないと思います。

今の日本では、経済も天然資源も人的資源も先細りです。
今あるものを最大限生かすこと。これは政府には出来そうにないから国民個人個人がやるしかなさそうだ・・・というのが私の意見。

・・・いつの間にか話が大げさになり過ぎました。
今日運んできた薪材を切ったり割ったりというのはバケーション中の宿題にします。


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Commented by koi at 2014-02-27 07:45 x
薪を焚いても、CO2は出ます。
でも、森林から酸素が出てるのでプラスマイナスゼロでクリーンエネルギーなんですってね。
Jさまの話だと、皮が傷ついちゃってるナラは
茸のほだぎには向かないそうです。
菌が全体に回らないんだって。
Commented by akisiko at 2014-02-27 19:25
>Koiさん 
軽トラありがとうございました!
薪も石油も燃やしたらCO2は出ます。
しかし石油の場合、採掘、精製、運搬と、家庭で使うまでに莫大なコストとエネルギーがかかることが問題です。それは木の伐採とは比べものにならないほどの莫大な量です。

わざわざ中東から持ってこなくても裏の山にあるのにね、っていうのが私の意見です。

ほだ木も取れそうですが、なかなか良いのはありません!やっぱりキズものが多いんですよね。
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by akisiko | 2014-02-24 00:16 | | Comments(2)