オンネトー湯の滝

足寄町内、阿寒国立公園にあるオンネトーから徒歩30分、「湯の滝」へ。
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温泉が流れ落ちる滝でそれだけでも珍しいのだが、その滝壺にはさらに稀有な自然現象が。
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このあたりはマンガンの鉱床なのだが、そのマンガン鉱床はは細菌と藻類の働きによって成長しているとのこと。
温泉水中のマンガンを微生物が沈殿させることによって作り出されている、いわば「生きている鉱床」なのだそう。
そして、この現象を観察できるのは世界でもここだけ!という希少な場所。
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そんな解説文を読むと、見る目も変わる。
上の画像は、温泉水の沢と普通の沢の合流地点。
左からは温泉。河床が黒いのはやっぱりマンガンなのでしょう。右からは黄土色の沢。
手を入れてみると水温が全然違う。

湯の滝周辺には、どういう経緯で移入されたのか、外来生物のナイルティラピアとグッピーが大量に生息していた。
そして、それらの魚類がマンガンの生成に不可欠である藻類や細菌類を食べてしまうのだそう。
関係省庁が駆除を試みているようだが、根絶は難しい模様。
だれが持ち込んだものだか・・・この手の話によくあるマッチポンプ構図でなければいいけどね。
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帰り道にオンネトーから雌阿寒を鑑賞。紅葉はすでに終わりの気配。あともう少しで雪化粧かな。
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Commented by tune at 2012-10-27 12:28 x
こちらもようやく秋めいてきたから(とはいっても日中は26度)
温泉、いいなあ。

しかし、ティラピア。
こっちの大きいほうの島にもいるんだけど、
生態系のこともさることながら、あいつらがいるだけで、
川の「様子」が台無しになるきがしない?
Commented by akisiko at 2012-10-29 06:27
>Tune兄さん 
常夏の気候じゃ、温泉に入る気にもならないのでは?

ティラピアは本当によく増えるね。うじゃうじゃいるって感じが異様だね。
ハワイでもうじゃうじゃだったけど、あちらには海水順応型が発生していて、漁港にもいたなあ。

北海道の山のなかでも、水さえ温ければこんなに魚うじゃうじゃになるんだーと稚拙に考えてしまいました・・・
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by akisiko | 2012-10-23 20:55 | | Comments(2)