近所にあった偉大な場所「チャシ」

役場に勤める友人に案内をお願いして、アイヌ文化の遺跡「チャシ」に行く。

チャシとは・・・砦,館,柵,柵囲いを意味するアイヌ語であるが,アイヌ神謡や祈詞のなかでは家を意味することもある。ふつうは,河川,海,湖沼に臨む丘陵の先端部や頂部に,円形,半円形,方形などの空壕で画された遺構をさす。

定義を見てもよくわからないので画像を掲載してみます。
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牧草地の向こうに張り出すように見える崖がチャシ。
その向こう側は幌内川で、ちょうど川が蛇行する内側に岬のように突き出している

チャシの用途や機能については諸説あって、はっきりしたことが分からないことも多いのだけれど、今回のこのチャシの場合は祈祷の場に使われた聖地のようだ。

この先端から見える独立した山に向かって祈りをささげていたらしい。

さっそくあの断崖の先端に向かって歩いてみる。
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牧草地を横切った後は笹を漕いでゆく。
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そしてたどり着いたチャシからは近辺の地形を眺めおろす素晴らしい場所。
特にに幌内川の流れが眼下に広がって、まるでこの大自然が自分のものになったような感覚になる。
この地の厳しい自然と対峙して生きてきたアイヌの民が、なぜこの場所を聖地としたのかなんとなくわかる気がする。
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Commented by yanbaidesu at 2012-05-27 20:34 x
こんばんは。

 旅立つ人に失礼な言い方で申し訳ありませんが、写真を見ていると自然に対する畏敬・畏怖の念を抱いて仕舞いがちですが、やはり素晴らしいところですね、、、
特に三枚目は美しい、、
でもそんな素晴らしいところで過ごした経験や体験と云うものはその人だけにしかわからないもので、他の人にはなかなか伝わらないような、、、、

でも新天地で心機一転、、、お互い頑張りましょう、、、、ではでは
Commented by akisiko at 2012-05-27 23:08
>Yanbaidesuさん 
こんばんは。
北海道、とくに人口の少ない地域では人知れず存在するすんごい場所がまだまだあるんだなあってびっくりしました。
それに考古学的なアプローチをしてみると、さらに多様な見え方ができるなーって思いました。
チャシの上から見えた幌内川の流れはものすごく魚が濃そうで、竿を出したくてたまらなくなるのですが、残念ながら禁漁区間です・・・
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by akisiko | 2012-05-26 22:17 | | Comments(2)