京都府 綾部市

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ベネスエラ滞在中に出会った「半農半Xという生き方」という本があります。

ベネスエラで出会った様々なライフスタイルとともに、私の生き方を根底から見つめなおすきっかけになった本です。



京都府綾部市には、この本を執筆した塩見直紀さんがいらっしゃいます。

今回の旅の目的地のひとつがこの綾部でした。
綾部の持つ空気を感じてみたい、どんな生活があるのか実際にみてみたいというのがその動機でしたが、なんと著者の塩見さんに直接お話を伺えるというありがたい機会をいただき、彼の本拠地のひとつである「里山ねっと・あやべ」を訪ねました。

「半農半X」というのは、「自ら米や野菜などのおもだった農作物を育て、安全な食材を手に入れる一方で、個性を活かした自営的な仕事にも携わり、一定の生活費を得るバランスのとれた生き方である。お金や時間に追われない、人間らしさを回復するライフスタイルの追及でもある。(本文より)」というコンセプトです。

一日の半分を農に費やし、残りの半分をXに使う。
Xというのは、自分の好きなこと・得意なこと+社会的なミッションを持つもの+現金収入につながることで、もちろん個人によってXはさまざまです。

塩見さんとお話して改めて気づいたことですが、コンセプトを明確にする、思考を言語化するということに非常に長けた方です。

この日もさまざまなコンセプトを教えていただきました。

そしていただいたのが「人生で叶えたいこと曼陀羅」シート。
これは「人生で叶えたいことはなんですか?」という問いにたいして
8つの答えを紙に書き出すという自己啓発の方法です。
曼陀羅というのはその8つを円周上に書き出すから。

私が苦手としていることのひとつがこれです。
自分のミッションを今だ明確にできていないし、考えている事を言語にすることにも不得手です。

そこで、今日は私の「X=自分のミッション」のうちのひとつをこの場を借りて発表することにします!

それは、「日本のどこかに完璧な川を蘇らせること」

生態学的にも豊かで、人間生活にもフルに活用できるように生かされた里川。
人間が環境に及ぼすインパクトはゼロで、もちろんダムもコンクリート護岸も汚水の流入も無い。
数十年に一度の災害にも、自然の力を人間が押し黙らせるのとはちがった方法で対処する。
アユやウナギやサケやサクラマスが自然に遡上するような川。
人間の生活を豊かにしつつも、ありあまる豊潤さを秘める川。
子供たちがそのエネルギーを十二分に発揮して遊べるような川。
神や主が住むとして常に畏れられる河。

そんな川が自分の近くに復活できれば・・・

子供の頃から水辺の生物が大好きで、ベネスエラで環境に関する仕事に出会った私には「川」というキーワードはとても身近かつ重要な気がします。

・・・今回はいつの間にか私事を書き連ねる結果となりました。

塩見直紀さんのコンセプトが気になる方は、彼の著書・ブログ・メールマガジンをどうぞ!
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Commented at 2005-07-10 07:13 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by akisiko at 2005-07-10 07:52
こっちのほうは雨が降ったりやんだりといった感じだね。おとといは雷付きのスコールが2回も来て、痛快なくらい降ったよ。
え~!あの渋い看板がはずされるの?それは残念…
しかし当の看板にとっては長いお勤めが終わって、ほっとしたかんじなのだろうかね。
Commented by 火精人キム at 2005-07-16 02:00 x
ええミッションやないの~

Akisikoにぴったりのミッションやな。

きっと同じような夢を持ってる人、いっぱいいてると思うよ。


どんなドブ川も、淀川みたいにきったない川も、昔は清流やったんやろうからな・・・・。

イメージできればこっちのもの。

あとは具体的に動くだけかな。
Commented by akisiko at 2005-07-17 13:54
>キム

いい川は、いい山のふもとに流れる。
いい山にはいい森がある。
いい川はいい海に流れ込む。
いい海にはいい魚がたくさん住む。

だから、いい川を取り戻そうとすれば山にも、河口から海にも配慮しなくちゃならないね。
なかなかやりがいのありそうなミッションだよ。

これからもアンテナを張り巡らせて旅を続けます!
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by akisiko | 2005-07-09 22:23 | | Comments(4)